■ビジネス英会話レッスンでやっていること (3分で読めます)
ビジネスの英会話レッスンとは非常に難しいものです。その業界、その部署によって使われる言葉が違ってくることがあげられます。良い学びをするためにはより正確に各企業から受けた希望に合わせてレッスンを進めることが肝要になってきます。しかしこれは教える側の指導方法が難しいということであり、実は受講する側は日常会話を学ぶイメージと然程変わりはないものだと思います。
以下にその理由をいくつか読み解いていきましょう。
■英語を必要とする業界といってもさまざまです。
商社、医療、IT、金融(外資も含む)、音楽、芸能関係など本当にいろいろな業界で英語は必要とされております。商社など確認や取引を中心に使われる表現力を学ぶレッスンや医療では症状や効能、方法などを聞いたり説明したりする力、音楽、芸能では海外音楽や映画などでBritishやAmericanのアクセントや表現方法の違いについて学ぶレッスンなど多岐にわたり指導していかなくてはなりません。それらはすべて即戦力として使わなくてはならない英語なので、テキストに従って進めらるレッスンではなくなります。
■どのようにレッスンを作り上げなければならないのか
ビジネス英語で必要なことは、受講者様の意見が重要になってきます。講師陣へは「常に受講者が何を知ろうとしているのか?何が不安になっているのか?」を知るように伝えております。
どんな質問にも答えられる敏腕講師でも、何を知りたいのかは推測だけではズレが生じてしまうのです。
講師と受講者が互いに良いコミュニケーションをとることにより、自然と良いレッスンへと進めるよう当スクールもサポートしているわけですね。
■ビジネス英語と日常会話との違い
実はビジネスと日常会話の大きな違いはございません。若い年代の慣れ親しんだ友人と話す時に使う表現もございますが、語学スクールのその多くは一般的な英語を学びますので、そのままビジネスで使える英語として日常会話を学んでいただいて問題ないと思います。
ただ当スクールの場合、教え方が少し変わってきます。前述のとおり業界により使う単語は違ってきますが、ビジネス英語を指導する際に気を付けているのは、
あなたの〇〇の言い方で良いんですよ
という各受講者様の学んだ点が正しいということをより強調させて指導することです。これは結構見落としがちな点なのですが、「〇〇も〇〇も〇〇などという言い方もあります。」という教え方ではなく、1通りでも良いのです「〇〇という言い方を使ってもらって大丈夫ですよ。」という安心を伝えることが、ビジネスの世界で正しい英語を使えるスキルとして身に着ける最短方法になると考えております。皆さんすぐに仕事で使えるようになりたいですからね。あまり多くを
教えすぎないよう気をつけることです。
■仕事中に英語が必要だと感じる時ランキング(自社調べ)
第3位 相手の内容を把握しているとき
第2位 休み時間や移動中などにちょっとした英会話が必要なとき
第1位 プレゼンや会議での内容を説明するとき
となっております。いかがでしょうか。二位についてはビジネスとは少しずれていますが気持ちはわかりますよね。今回は仕事中の英語である1位と3位について触れますが、これらはどちらもモノを説明するトレーニングが必要になってきます。3位のリスニングに自信のない方に多いお悩みかと思いますが、慣れるまでは自信のない部分を必ず、ご自身の英語で相手に「〇〇という理解で良いですね。」と確認することをオススメしています。簡単な英語を使いながら完結に英語で聞いた内容を確認できるよう、講師との間でも何度もやりとりを致します。
1位の説明するスキルはそのままですが、やはりご自身の持っている単語を使い
相手にわかりやすくハッキリと伝えるトレーニングをすることが大切です。
意外にもビジネス英語を使っている受講者様でも「1分でジャンケンのルールについて説明しなさい」という質問に対してスムーズに答えられないことも多かったりするのです。
いかがでしたか。少しでも皆様の今後の英語学習にお役に立てればと思っております。